こんにちは、まつかわゆきこです。
「閃きやインスピレーションを、受け取る方法」を使って、物語を紡いでいます。
今回は「偶然で作る物語」の「20時」を、お届けします。
『天』の「20時」
さて、天が「20時」になった。涼しくってカラッとした風が吹いてきたよ。この時間の空気も雲も、セルリアンブルーに輝いているんだけどね。
そこに、気持ちのいい風が流れるでしょ?すると星々は、電気をつけたみたいに、キラキラキラッとひかり出すんだ。
「なんか、くすぐったくってね。思わず光っちゃうんだ!」って、星たちは笑っているよ。
雲たちも、風にゆさゆさと揺れながら、歌を歌い始めたんだ。ゆったりとして、心に沁みる歌声。天使たちも、うっとりと聞いているよ。
『海』の「20時」
さて、海が「20時」になったよ。そろそろ海底に大きな穴があく時間なんだ。なんの穴かって?それはね、役目の終わった気持ちを吸い込んで、地球へと返すための穴なの。
さぁて、海に渦潮が生まれて海底に穴があらわれた!バラ色に輝く大きな穴だよ。
そして四方八方から、気持ちが集まってきた。さまざまな色や形をしているな。
そんな気持ちたちがクルクルと穴に吸い込まれて地球に帰っていく。
そしてまたしばらくすると、どこかに生まれ出るんだ。新しい気持ちとしてね。
『陸』の「20時」
さて陸が「20時」になったよ。とある家の窓からはチェリーピンク色の風船や飾り付けが見える。笑い声もしていて賑やかだ。どうやらお友達二人の合同誕生会みたいだな。
ボードゲームを広げて、みんなで遊んでいるよ。大きく進んだり、ワナにかかってスタートに戻ったり… ゲームの世界に熱中しているな。
「はぁ~!夢中だったから、喉がカラカラ!」並んでジュースを一気飲みだ。「プッハ~!」なんとも美味しそう!
ケーキを食べておしゃべりしている子や、絵本を読んでいる子もいるよ。思い出に残りそうな、いい夜だね。
- 今回は「偶然で作る物語『20時』」をお届けしました。この時間の物語の中で、気に行った言葉、絵柄や色などはありましたか?
Youtube では、紙芝居風な動画にて
instagrumでは、投稿やリールでお届けしています。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪
さて、次回は「20時」をお届け予定です。
※全てフィクションです。