こんにちは、まつかわゆきこです。
「閃きやインスピレーションを、受け取る方法」を使って、物語を紡いでいます。
今回は「偶然で作る物語」の「8時」を、お届けします。
「8時」は、どんなかな〜?
『天』の「8時」
さて、天が「8時」になったよ。8時の雲はホイップクリームみたいに、どんどんと膨らんでいくんだ。気温が上がってきたからね。柔らかくって、ふっくらのふわっふわだよ。
そしてこの時間、雲の上の世界はラベンダー色に染まるんだ。「太陽の光」と「8時の風」が混ざると、こんな色になるんだよ。面白いでしょ。
この時間くらいから、虹もどんどんと姿を現すよ。雲の上でも、雲の下でも。「虹って、あんまり見かけないな」って?そんな時は、見たいって思ってみて。いつでも君のそばに姿を見せるよ。探してみてね。
『海』の「8時」
「8時」の海の様子だよ。しっとりとした紺色の、大きな大きなクジラがいるんだけどね。ここのところ鼻詰まりで、苦しそうだったんだ。それがさっき、回復したみたい!どうやって治ったのかって?それはね、活が良くって青々とした、海藻の新芽を食べたんだって。何だか効きそうだもんね。
今は大きな潮を吹いて、元気をアピールしているよ!
海面には、ちょっと強めの風が吹いているな。クジラの潮が勢いよく噴き上がってこの風に乗ると、カーテンみたいにフワリッと棚引くよ。そこに虹がかかった!きれいだな…
そんな景色を見ていたら、すっきり。気持ちもシャワーを浴びたみたいだ。気持ちがいいな。
『陸』の「8時」
さて、陸が「8時」になったよ。とある家の中では、学校へ行く準備を始めた、女の子が見えるな。カバンに本を、せっせと入れ込んでいるよ。するとカバンの底が、壊れちゃったんだ!本たちが次々と、濃いグレーの床にばらまかれたよ。落ちた拍子に、1冊の本のページが開いた。何か…書かれているな。君には、なんて見える?
女の子も、本に書かれていることが気になったみたい。座り込んで、読み始めたよ。
キッチンでは、ジュージューと目玉焼きの焼ける音がする。パンの焼けた、いい香りもするな。ハチミツと、バターもあるね。さぁ、朝ごはんが出来たよ。
- 今回は「偶然で作る物語『8時』」をお届けしました。3つの物語で、気になった言葉や、パッと目に飛び込んできた色や絵はありましたか?
Youtubeでは、紙芝居風な動画にて
instagrum では、投稿やリールでお届けしています。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪
さて、次回は「9時」をお届け予定です。
※全てフィクションです。