「19時」偶然で作る物語

こんにちは、まつかわゆきこです。

「閃きやインスピレーションを、受け取る方法」を使って、物語を紡いでいます。
今回は「偶然で作る物語」の「19時」を、お届けします。

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『天』の「19時」

さて陸が「19時」になったよ。天には藍色の空気が満ち満ちている。するとそこに、うっすらと光を放つ、器が現れた。
そしてゆっくりとフタが開いたよ。中からは無数の星が、流れ出して来たんだ。
少しづつ色の違う星々は、好きな方向に向かって、元気に飛んでいくよ。なんともきれいだ！目がうばわれるな。
星はそれぞれに、とっても個性的でね。好みのところにとどまって、色を変えながら輝いていたり。スーッと、どこまでも流れて行ったり。群れを作って、何か形を作ってみたり…。それぞれが、楽しく遊んでいるんだ。

『海』の「19時」

さて海が「19時」になった。太陽が沈んだよ。そして入れ替わりで月がやってきたんだ。
海面に映る月は、波にもまれて、ふにゃふにゃと形を変える。
海の色や月の光が混ざって揺れているよ。毎日でも見飽きない景色だな。
そんな様子を眺めていると、ぷかぷか…  次から次へと沢山のリンゴが流れてきたんだ。どこかの船の落とし物かな？
月明かりに照らされて、リンゴはひまわり色に輝いている。
波が揺れてコツンコツンと、リンゴ同士がぶつかるよ。すると甘くって美味しそうな香りが、水しぶきと一緒に広がるんだ。いい香りに誘われて、イルカたちが集まってきたよ。ツヤツヤのリンゴと、つやつやのイルカたち。いい景色だな。

『陸』の「19時」

さて陸が「19時」になったよ。小豆色をしたお家では、夜ご飯の支度が始まったところだ。カバンのチャックを開けて、買ってきた材料を出しているな。野菜やらお肉やら、たくさん！
「マカロニをゆでて、お肉を炒めて、サラダも作ろう♪」
「わぁい！グラタン♪グラタン♪」
今日は、みんなの大好きなメニューみたいだね。
煮込んだ具材を器に盛り付けて、オーブンに入れるよ。
しばらくするとチーズが溶ろけて、美味しそうな香りがしてきたな。グツグツと、いい音もしてきたよ。お腹すいたね。

• 今回は「偶然で作る物語『19時』」をお届けしました。この時間の物語の中で、何か気になった言葉、絵柄や色などはありましたか？

Youtube では、紙芝居風な動画にて
instagrumでは、投稿やリールでお届けしています。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪

さて、次回は「20時」をお届け予定です。

※全てフィクションです。