「21時」偶然で作る物語

こんにちは、まつかわゆきこです。

「閃きやインスピレーションを、受け取る方法」を使って、物語を紡いでいます。
今回は「偶然で作る物語」の「21時」を、お届けします。

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TIME 時間 1

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『天』の「21時」

さて天が「21時」になったよ。星たちが思いっきり輝いて、天の空は柔らかい青色だ。月は嬉しそうに、その様子を眺めているよ。そんな中、ひとりの天使がメガネをかけてやってきた。
「それ、どうしたの？」
「陸のお友達から借りたんだ。他にもいろいろあるよ！試してみる？」
そんなこんなで、天使たちはそれぞれに、思い思いのメガネを手に取って試着を始めたよ。丸い形の物や、色のついたサングラスもあるな。
「うわぁ～！似合う似合う♪」ふふふ。あっちを着けたり、こっちを着けてみたり…. 盛り上がっているな。
メガネに星が映り込んで、夜の天はより一層キラキラと輝いているよ。

『海』の「21時」

さてさて、海が「21時」になったよ。海底には、アップルグリーン色の岩が重なった場所があるんだけどね。そこでは、貝たちが真珠を育てているんだ。貝殻の内側でね。
この静かな時間に、耳を澄ませてみよう。すると、真珠たちが大きく、美しくなる音が聞こえてくるよ。
それは何と言うか、鈴が鳴るような音なんだ。まろやかで、うっとりするような音だよ。海の中を音が広がっていくな。
すると、この音が大好きなイカたちが、静かに集まってきた。
「この音、やっぱりいいよね♪」イカたちは、うれしくなって光を放ちながら、ゆったりと泳いでいる。その光が交差する中、真珠たちはじっくりと育っていくんだ。

『陸』の「21時」

さて陸が「21時」になった。
とある家の窓からは、渋い青色のノートを広げて、机に向かっている女の子が見えるな。
「明日までの宿題があってね。今やっているところなの」だって。どうやら英語の勉強みたいだな。声を出して発音練習をしたり、スペルを書いているよ。
その側では、小さな男の子が積み木を使って、ドミノを作っている。
「なかなか、スーッと倒れないんだ！」ちょっと苦戦しているみたい。でも、少しづつ位置をずらしたりして、粘って挑戦しているよ。「次は、スーッと行きそうだよ…」お！楽しみだね。
遠くで、電車の走る音が聞こえる。窓からは、涼しくって気持ちのいい夜風が入ってくるよ。

• 今回は「偶然で作る物語『21時』」をお届けしました。この時間の物語の中で、何か気に入ったエピソードなどはありましたか？

Youtube では、紙芝居風な動画にて
instagrumでは、投稿やリールでお届けしています。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪

さて、次回は「22時」をお届け予定です。

※全てフィクションです。