こんにちは、まつかわゆきこです。
今回は「偶然で作る物語」の「2時」を、お届けします。
「閃きやインスピレーションを、受け取る方法」を使って、物語を紡いでいます。
では
「2時」の始まり〜♪
『天』の「2時」
真夜中の2時になった。天の様子を伝えよう。星々は今、渋くて重みのある黒い光を放っているよ。黒い光っていうのも、とってもキレイなものなんだね。目が離せないな。
光に見惚れていると、空気に引っ掛かるフックを使って、天へと昇ってきた者がいる。そんなフックが出来たんだ!新しい発明だね。
「やぁ、こんばんは。随分と上まで登ってきたと思うんだけど… これ、夢かな?」夢ではないよ。と伝えたけれど、どうも納得が行かないようだ。真夜中だからね。「どうしても天の様子を知りたくって、このフックを作ったんだ。でもなんだか実感がないな。もう1回やり直すよ。今度は昼間に。」それがいい。ゆっくり降りて、ぐっすり眠って、ご飯をいっぱい食べて、またおいで。
『海』の「2時」
珊瑚が育っていく時間だよ。珊瑚は色を変える。「程々な白から鮮やかな色になる」を繰り返しながら、大きく複雑に育つんだ。近づいてきた魚の色なんかを真似して、鮮やかな色になって、また程々な白に戻る。脈打つように色を変えながら育つよ。そして、大きくなってきたら好きな色を選ぶんだ。
海の中って、カラフルで、ドキドキするな。
そしてこの時間はね、人魚の夜食の時間でもあるよ。海の中でも、特別に美味しい水の湧く場所を知ってる?もちろん人魚は、その場所を知っているんだな。「あの水とあとは、柔らかくて美味しい海藻を合わせるの」人魚が教えてくれたレシピだよ。海のミネラルたっぷりのスープを1口飲んだ人魚。とっても美味しそうだね。綺麗にもなっちゃうらしいよ。イメージを膨らませて、スープを作ってみるのも、いいかもしれないね。
月と星の光が通って、見え過ぎるほど見える海の中の様子。そんな海に「2時」が訪れたよ。
『陸』の「2時」
真夜中に、明かりがついている家があるな。中の様子を覗いてみると...
小さなスプーンに液体を入れて、いくつかの容器に移しているんだ。何をしてるの?「香りを調合しているよ。この時間っていいアイデアが浮かぶから」だって。芳しく香る青い液体と、他の香りを混ぜていく。何かの儀式みたいだな。「今日は、とっても神秘的なものになりそう♪」
黄色やピンクの液体と、合わせているな。混ぜると途端に色が変わるよ。魔法みたいだ。
気に入った香りが出来たら、美しいガラスの容器に入れていく。一つ一つに名前を付けて、ラベルを丁寧に貼っていくんだね。「このまま少し寝かせて、熟成させるの」それは、楽しみだね!
あなたは、どんな香りが好きかな?目を閉じて、その香りを感じてみて。
男女共に着けやすい、優しい香りの香水かなと思います。ふんわり香りがすると、気持ちが和らぎます…♪
今回は「偶然で作る物語『2時』」をお届けしました。
3つの物語で、気になった言葉や、目についた絵柄はありましたか?
さて、次回は「3時」をお届け予定です。
Youtubeでは、紙芝居風な動画にて
instagrumでは、投稿やリールでお届けしています。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪
※全てフィクションです。